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昨年12月に公開された映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』のヒロイン・小枝理子を演じて一躍注目を集めた大原櫻子。劇中バンド“MUSH&Co.”としてもCDデビューを果たし、そのフレッシュな存在感と確かな歌声が話題となっている18歳のシンガーだ。そんな彼女が、“大原櫻子(from MUSH&Co.)”として映画からのスピンオフ・シングル『頑張ったっていいんじゃない』をリリース! スクリーンから飛び出した歌声は、さらなる輝きを放っている。
Photo:竹中圭樹(D-CORD) Text:山田邦子

──昨年12月に映画が公開され、1月からはフリーライブを行なってきたそうですね。

「はい。MUSH&Co.のデビュー曲でもある『明日も』など、劇中で歌っていた4曲を歌わせていただきました。たくさんの方に歌を届けてきた経験や、上手く言葉にできないけど、そこで得たものっていうのは自分にとってすごく大きかったんです。先日もテレビの生放送で歌う機会があったんですけど、ものすごい緊張感の中でも、その時の経験に支えられている気がしてたんです。私、ライブではいつも“どれだけお客さんに支えられてるんだ!?”っていうくらい支えられてますからね(笑)」



──でもそのパワーに支えられているから、歌がどんどん力強くなってるんでしょうね。今回のシングルのカップリングに収められている『明日も』のライブバージョンを聴いていると、それがリアルに伝わってきましたよ。



「ありがとうございます! “映画、見たよ”とか“頑張って”とか、皆さんがかけてくださる言葉もすごく嬉しかったです。でも曲がまだ4曲しかないから、毎回“終わりたくないな”“もっともっと歌いたい!”って思いながらでしたけど」

──じゃあ今回のスピンオフ・シングルは、ファンの方はもちろん、大原さん自身にとっても嬉しいリリースになりますね。

「ライブで歌える曲が増えるんだって思うと本当に嬉しかったです。しかも、また亀田(誠治)さんの曲が歌えるわけですからね。亀田さんの曲って、歌っていると優しい気持ちになれるから本当に大好きだし、嬉しいなって思いました」

──映画の世界を踏襲したものですけど、結果的には、シンガーとしての大原さんの個性がちゃんと見える1曲になったなと思いましたよ。



「今回はレコーディングの時も、“こういう歌い方はどうですか?”“こういうイメージを持ったほうがいいですか?”って、亀田さんにいろいろ聞いてたんです。自分の思っていることも言えたレコーディングだったので、そういうのを感じてもらえたらすごく嬉しいです」

──ではその新曲『頑張ったっていいんじゃない』ですが、最初に聴いた時の印象は?

「『明日も』もそうなんですが、この曲もイントロではなくていきなり歌から始まるんです。最初に聴いた瞬間、“あ、来たっ!!”って心にズン! と来ましたね。タイトルはファイトな感じなんだけど、聴いてると、歌詞の語尾が“頑張ったって『いいんじゃない』”とか“即行動『しちゃおうよ』”とか、“一緒にね”って言ってくれてる感じがして、すごく親近感みたいなものが込められているなと思ったんですよね。あったかい曲だなって」



※続きは月刊Songs7月号をご覧ください。

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