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松井玲奈×高柳明音×須田亜香里
7月30日にリリースされた『不器用太陽』は、SKE48のシングルとしては初となるバラード。青春ならではのもどかしい恋心を描いた、甘酸っぱい気分が味わえる楽曲だ。感情を込めたボーカルにもキュンとなること必至。そんなこの夏を彩りそうなナンバーについて、松井玲奈、高柳明音、須田亜香里に聞いた。
Photo:竹中圭樹(D-CORD) Text:髙橋栄理子

──新曲『不器用太陽』は、ちょっと切ないサマーバラード。とてもステキな楽曲ですね。



松井玲奈(以下、松井)「ありがとうございます。今までSKE48のシングルにはバラードがなかったので、最初はすごくビックリしました。でも歌詞が状況を丁寧に描いていて、聴けば聴くほど心に響く歌になるんじゃないかと思います」

──キュンとするよね。

松井「キュンとしっぱなしです(笑)」



須田亜香里(以下、須田)「“太陽”って明るさの象徴っていうイメージじゃないですか。だから、最初は自分のことを“太陽”って言っちゃうなんて、ちょっとナルシストな人の曲かな? “私は太陽!”みたいな感じで、私と同類かなって思ったんですよ(笑)」

松井「新しい視点だね(笑)」

須田「でも、本当は自分のダメなところと太陽を重ね合わせている歌でした。想いが強すぎるからこそ近づけないっていう気持ちを“不器用太陽”という言い方で表現しているんだなって気づいて」

──確かに、普通は太陽ってギラギラしていて情熱的な印象だけど、控えめに見守る太陽っていうのが面白いよね。

須田「そうなんです。いつもの“太陽”と違うので、こういう捉え方もあるんだ。新しいなと思いました」



高柳明音(以下、高柳)「SKE48の夏シングルは今まで海外や沖縄に行ったり、水着でキラキラというイメージがありましたが、今回はバラードで、さらにラップも入ってくるので、えっ!? ってビックリしました(笑)。でも、48グループの夏ソングの中でも新しいタイプの曲だと思うし、アイドルっぽくない曲でもあると思うので、48グループの曲を普段聴かない方でも聴きやすい曲じゃないかなと思います」

──そんな曲だけに、レコーディングの時に特に気をつけたところはありますか?

松井「やっぱり感情が大切だと思ったので、歌にちゃんと抑揚をつけようと思いました。それと、この曲はミュージックビデオを撮影したあとにレコーディングしたんですね。その時に監督さんが言っていることを聞いて、自分なりの曲のイメージを作ることができていたので、先に撮影して良かったなと思いました」



須田「例えば歌詞にある“キュン”という言葉って、普通はカワイく歌いたくなると思うんですね。でも、この曲に関しては“ビートを意識して”と言われたんです。だからAメロのところは、あえてリズム感を重視して歌いました。それとラップ調のところも出てくるのですが、そこもカワイイ感じじゃなく歌っていて。そういう部分も聴いてもらうと、今までとの違いを感じていただけるんじゃないかと思います」

高柳「今回はレコーディングの時、メロディアスなサビの部分で“ビートを意識して”、ラップ調のところは“わりとなめらかな感じで歌って”と、いつもと真逆なことを言われたんです。最初はそれが少し不思議だったのですが、実際に聴いてみるとそういうところが味になっている気がします。だから、カラオケでも同じように意識して歌ってみると、いい点数が出るかもしれないですよ(笑)」

※続きは月刊Songs9月号をご覧ください。

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