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去年の夏を盛り上げた『ビーサン』に続き、Silent Sirenが今年もとびっきりの夏ソングを完成させた。すでにライブでも披露されている『BANG!BANG!BANG!』は、ラブラブSUMMERを狙い撃ちするホットなサマーチューン!カップリングも含め、この夏を盛り上げるナンバーが揃いました!
Photo:笹原良太 Text:山田邦子

──新曲『BANG!BANG!BANG!』は、この季節にピッタリのナンバーですね。



あいにゃん「去年の夏は『ビーサン』だったので、“今年はどうしようか?”“さらに上を行く盛り上がる曲にしたいね”って話をしてたんです。この曲の音源を初めて聴いた時、今“BANG!BANG!BANG!”って歌っている部分はメロディーじゃなくてドラムとかのリズムでしかなかったんだけど、“ここをみんなで歌ったら楽しいんじゃない!? 盛り上がるんじゃない!?”ってことで進んでいきました」

──作詞はあいにゃんですね。

あいにゃん「はい。去年の『ビーサン』とは違って今回は恋愛の曲にしようということになり、そこから、好きな人のハートを撃ち抜くみたいな感じで書いていきました。なので、タイトルもそうだけど“BANG!BANG!BANG!”っていうフレーズが最初にあってできてきた曲ですね」



ゆかるん「ライブでも結構やってるんですけど、この曲、すっごい盛り上がりますよ」



すぅ「最初は余裕がなかったりしたけど(笑)、回数を重ねるにつれて自分も楽しくなってきたかな。お客さんと一緒に振付をやったり、掛け声を出したりしながらみんなで乗っかっていくと、どんどん楽しくなっていく曲だなと思いますね」

──レコーディングはどうでした?



ひなんちゅ「この曲はテンポがすごく速いから、今までで一番苦戦しました。練習でも全然合わなくて。あと、キメとかも多いから、そこの練習にも時間がかかったんですよ。ブロックごとに細かい流れがあるから、構成を覚えるのも大変だったし。カウベルが入ってきたり、フィルが入ってきたり、細かいところを詰めるのがね」

すぅ「そう。ギターもすごく忙しいんですよ。リフとかも耳に残るものが結構あると思うんですけど、歌いながらだと結構大変で。Aメロはカッティングだけど、Bメロはミュートで細かく刻んでたり、ソロもあるし、Dメロの落ちるところではドッシリと歪みの強い感じ。この曲はとにかく、色んなことを一気にやってる曲ですね(笑)」

ゆかるん「キーボードは同じフレーズを繰り返して弾くことが多かったけど、この曲は違う音色で色んなフレーズを弾いているんですよ。最初は難しくてせわしない感じだったけど、その分、弾いていてすごく楽しい曲になりました」

あいにゃん「ベースは奏法をちょっと変えました。Aメロはウォーキングベースで、夏らしい疾走感みたいなものが出せたかな。サビの後半では、たぶんこんなに速いオクターブ奏法は初めて弾いたっていうくらいの速さで弾いているんです。オクターブ奏法を使うとハズむ感じになるので、ベースだけど下にいるだけじゃなく、ちょっと踊ってるような感じで夏らしさをプラスできたかなと思います」

※続きは月刊Songs9月号をご覧ください。

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