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剛力彩芽の3rdシングルは『くやしいけど大事な人』。デビュー曲『友達より大事な人』(2013年7月)に続く、“大事な人”3部作の第2作となる楽曲だ。素直になれない女の子の気持ちをストレートに歌ったタイトル曲に加え、カップリングでは石井竜也と東京デルアミーゴとのデュエットで初のカバー『別れても好きな人』にも挑戦! 新たな魅力がギュッと凝縮されたシングルだ。
Photo:外山 繁 Text:山田邦子

──“大事な人”3部作の2作目となる『くやしいけど大事な人』がリリースされるわけですが、率直な今のお気持ちは?

「本当に嬉しいです! 1作目は年齢や性別を問わず、たくさんの方が聴いてくださったみたいで、中には“幼稚園の運動会で踊りました”なんて声もあったんです。あと、びっくりしたのは“この曲を流すと赤ちゃんが泣き止むんだ”って言われたことも(笑)」



──そんなパワーを秘めてたんですか(笑)!?

「ドラマの録音部の方のお子さんなんですけど、“剛力さんの声とか楽曲って、子どもが安心するのかもね”って。録音の方に言われると“そうなのかな!?”って、ちょっと嬉しくなっちゃいました(笑)」

──今回の楽曲にもきっとステキなパワーが宿ってると思いますよ。

「ありがとうございます! 1作目は友達というのはもちろんだと思うけど、聴いた方それぞれの捉え方がある内容だったと思うんですね。でも今回は、どちらかというと異性に対して素直になれない気持ちっていうものを歌っているんです」

──恋愛に限らずですが、どうしても素直になれない時ってありますよね。

「そうなんですよね。私、小さい頃は母親にも自分の気持ちを素直に言えなかったんですよ。高校生ぐらいになった時にやっと“母親には隠せないな”と思って、それから全部言えるようになったんです。それまでってホント、人見知りだし、消極的だったんですよ」

──そんなふうには全然見えないんですけど!

「今も少しだけ人見知りは残っているんですけどね(笑)。でもこのお仕事をやるようになって、人と話すことが好きっていうことに気付いたんですよ。色んな方にお会いできるのも楽しいことだなって思えるようになったから、それはすごく良かったなって思ってます」

──スクリーンやテレビではなく、人前で歌う=ライブというものを経験してきたことも大きかったのでは?

「本当にそうなんですよね。最初の頃は緊張と不安でいっぱいでしたけど、色んな場所で歌わせていただくようになってすごく変わったんですよね。自分の曲を聴きに来たっていう方達だけじゃないわけですから、そういう人達にも楽しんでもらうためにはどうしたらいいんだろう? っていうところまで考えられるようになってきたんです。もちろんまだまだ緊張もしますけど、それよりも、みんなで楽しみたいなという気持ちのほうが強くなったというか」

──今回の曲もみんなで楽しめる1曲になっていますよね。

「はい。歌詞は“あとちょっとなのに…!”って感じで切なかったりしますけど、サウンドはすごく明るいですからね。先日テレビ番組の収録で歌ってきたんですけど、“やだ やだ”とか“ばか ばか”とか言いながら(表情は)すっごい笑っちゃってました(笑)」



──“やだ”とか“ばか”とか、文字だけで見るとすごい歌詞ですよね(笑)。

「そうそう(笑)。素直になれなくて寂しくなるっていうよりも、“もう! 気付いてよ!”みたいなニュアンス。気持ちをぶつけてる感じですからね。“素直になれないけど好きなの”っていう思いを発散しているような感じだと思います。“やだ”とか“ばか”って、言葉で見るよりもいざ歌ってみるとカワイかったりするんですよ」

※続きは月刊Songs11月号をご覧ください。

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