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現メンバーでの活動がスタートして8年。DEEPがまた1つ、素晴らしいバラード・ナンバーを届けてくれた。ニュー・シングル『ラスト・グッバイ』。日本を代表するプロデューサー・松尾 潔氏を迎えた本作は、許されない恋を描いたバラード・ナンバー。大人の雰囲気を感じさせるこの曲によってDEEPは、コーラス・ボーカルグループとしてさらなる成長を遂げることになりそうだ。
Photo:秋倉康介 Text:森 朋之

──ニュー・シングル『ラスト・グッバイ』は王道のR&Bバラード。プロデュースは松尾 潔さんですが、満を持してのコラボレーションですね。



TAKA「はい。ライブ会場などでお会いすることはあったんですけど、一緒に曲を制作するのは今回が初めてで」

YUICHIRO「今回、2曲用意していただいたんですよ。“僕が提案するのはこの2曲。DEEPはどっちがいい?”みたいな感じで。もう1曲はミディアム・テンポの曲だったんですけど、松尾さんと一緒にやるんだったら、まずは王道のバラードがいいなと思って」

──歌詞もすごく大人っぽいですよね。

YUICHIRO「そうなんですよね。松尾さんも“不倫をテーマにした歌詞を書こうと思ってるんだよね”って最初から言っていたので」

TAKA「今までのDEEPはどちらかというと、ピュアなラブソングが多かったんですよ。この曲もある意味“純愛”を歌っているんですけど、このメンバーで活動するようになって8年になるし、こういう大人っぽいR&Bバラードを歌ってもいいんじゃないかなって。松尾さんもこれまでのDEEPの活動をちゃんと認識した上で、そういう提案をしてくれたと思うんですよね。僕らも平均年齢30歳くらいになりましたから」

KEISEI「子どもがいてもおかしくない年齢ですよね(笑)。実際、友達とかは結婚したり、子どもが生まれたりもしているので」

RYO「そうだね(笑)」

──歌詞についても松尾さんと話しました?

TAKA「かなり話しました。松尾さんの名言があるんですよ」

YUICHIRO「“出会いは先着順じゃない”っていう。今現在パートナーがいたとしても、人生は続いていくわけだから、その先にもっと良い出会いがあるかもしれないじゃないですか。人間だから、すれ違う人を見て“お、カワイイ”って思うことだってあるし。出会うタイミングって、分からないですからね」

TAKA「パートナーがいるのに他の人を好きになることって、相当リスキーだと思うんですよ。それでも好きになってしまう気持ちを止められないってこともあるんじゃないかって…」

──共感もできる?

RYO「この歌詞で描かれているような“禁断の愛”みたいな経験はないですけど、今YUICHIROが言ったように“いいな”と思うことはあるし、ひと目惚れをすることだってあるかもしれないですからね。この歌詞って、色んな捉え方ができると思うんです。僕らとしては“あなたならどうしますか?”って投げかけているような感じなんですよね。ミュージックビデオも“このあと、どうなるんだろう?”というところで終わってるじゃないですか」

KEISEI「そうそう。キャストの女性2人も魅力的で、演技力もすごいんですよ。あれは『昼顔』(不倫をテーマにしたドラマ)にも負けてないんじゃないかなぁ」

※続きは月刊Songs2015年1月号をご覧ください。

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