http://www.nmb48.com/
http://www.ske48.co.jp/
2014年9月に日本武道館で行なわれた、「AKB48グループ じゃんけん大会2014〜拳で勝ち取れ!1/300ソロデビュー争奪戦〜」で、見事ソロシングルのリリースを勝ち取った、“みるきー”こと渡辺美優紀。楽曲&ビジュアルともに“80年代アイドル”になりきったソロデビュー作『やさしくするよりキスをして』は、甘い歌声に恋しそう!
Photo:竹中圭樹(D-CORD) Text:瀬尾水穂

──昔から歌手を目指していたのですか?



「中学生の頃は助産師さんを目指していたので、歌手になることは全く考えていませんでした。ただ、ダンスと音楽は好きで、邦楽、洋楽、J-POP、何でも聴いていました。学校帰りにカラオケへ行くこともありましたが、仲良し以外の子の前で歌うことはなかったですね。当時よく歌っていたのは、大塚 愛さん、aikoさん。モーニング娘。さんも好きでした」

──NMB48のオーディションを受けたキッカケは?

「高2の時、担任の先生とクラスメートから勧められて受けたんです。まさか受かると思っていなかったので、高校時代の思い出になったらいいな、ぐらいの気持ちでした」

──ところが結果は、合格!



「すごく驚きましたが、みんな喜んでくれて。受かったからには、頑張ろうと思いました」

──初めてのレコーディングのことは覚えていますか?

「実は、オーディションの歌審査でレコーディングを経験したんです。初めてのことだったので“どうしたらいいんやろ!?”と思いながらもマイクの前に立ち、課題曲だったSKE48の『ピノキオ軍』を歌いました。ユニークな曲なので、歌ったというか…(笑)。何かを意識して歌うこともできなかったので、勢いだけで乗り切った初レコーディングでした」

──そしてNMB48のメンバーとして活躍し、現在はSKE48も兼任しています。そろそろ歌うことにも慣れてきた?

「実は最近、“もっと歌えるようになりたい!”と考えていたんです。これからも、ずっとアイドルでいるには、歌うことも踊ることも、もっと頑張らなくちゃって。中でも私が一番力を入れなきゃいけないのは、歌だな〜と(笑)。そんな時、じゃんけん大会で優勝して、ソロデビューが決まったんです」

──運命的なタイミングだったんですね。むしろ、その決意が優勝を引き寄せたのかも。

「でも、いざソロで歌ってみると、たった1人でステージをもたせなければならない難しさに気づきました。グループなら1人1人、色んな子がいて、そういう面白みもあったんだろうなって。たった1人で楽しさを届けるには、どうしたらいいんだろう…。まだ答えは見つかっていませんが、とにかく今は歌を頑張ろう!と思いました」



──ソロデビュー曲『やさしくするよりキスをして』を初めて聴いた時の感想は?

「イントロが流れた瞬間、ビックリしました。もっとポップな感じの曲になると思っていたので、歌謡曲っぽいなぁって。でも、すごくカワイイ曲だと思いました。なぜ80年代アイドルをテーマにしたのか不思議ですが、秋元(康)先生が決めてくださったので、きっと何か意味があるはずです」

※続きは月刊Songs2015年2月号をご覧ください。


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