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ポジティブパワー全開! やっぱり彼女には前向きな音楽がよく似合う。剛力彩芽が待望の1stアルバムをリリース。タイトルはずばり『剛力彩芽』。シングル『友達より大事な人』(2013年7月)、『あなたの100の嫌いなところ』(2014年2月)、『くやしいけど大事な人』(同10月)を含む本作は、彼女自身の真っ直ぐな思いとカラフルなサウンドが1つになった、極めて魅力的なポップス・アルバムに仕上がっている。学校や仕事で頑張っている人は絶対、彼女の前向きなパワーに励まされるはず!
Photo:外山 繁 Text:森 朋之

──1stアルバム『剛力彩芽』がついに完成! 今の手応えはどうですか?



「リリースのたびに感じているんですけど、不思議だなぁって思いますね(笑)。アルバムの発売日はまだ少し先なんですけど、(アルバムの収録曲を)私は家で普通に歌ったり、もちろんレコーディングもしているので。今はとにかく、早く皆さんに聴いてもらいたいなって思いますね」

──新曲のレコーディングはどうでした?



「曲数が多い分、色んなタイプの曲が歌えるのは楽しかったです。最初の頃は歌うことだけで必死だったところがあったし、緊張することも多かったんですよ。レコーディングブースの1人の空間にもドキドキしてたし…。歌を歌うのは楽しいんですけど、それよりも緊張や不安のほうが大きかったというか。でも、ようやくレコーディングも楽しめるようになってきたんですよね。1日に2曲分の歌を録るなんて、以前だったら考えられないし」

──もっと時間がかかってた?

「1st(『友達より大事な人』)、2nd(『あなたの100の嫌いなところ』)の頃はかなりかかってましたね。最近はディレクターの方からも“当たる確率が高くなってきたね”って言ってもらえることも増えてきて」

──曲のポイントを掴むスピードが上がった、と。

「そうですね。音程だったり、リズムだったり、感情の入れ方だったり。“今ハズしたな”とか“上手く感情を入れられた”っていう瞬間が自分で分かるようになってきたでしょ? って(担当ディレクターに)言ってもらうことも増えたんですよ。自分で“上手く歌えたかも”と思うと、スタッフの皆さんも”いいね!”って盛り上がってくれたり。そこは自分でも少し成長できたのかなって思います」

──アルバムの新曲もバラエティーに富んでいますよね。まずは“大事な人”3部作の最後を飾る『ワガママは大事な人』。これは家族への思いをテーマにした楽曲ですが、剛力さん自身の経験も反映されているんですか?

「それしか入っていないくらいですね、むしろ。主に母親に向けた気持ちなんですけど、(作詞を担当した)いしわたり淳治さんと打ち合わせをさせてもらって、今まで以上に共同作業という形になったかなって。まず、家族に関する質問状が送られてきたんですよ。そこで答えたことを歌詞にも反映させていただいて。いしわたりさんに歌詞を書いていただくのは4作目になるので、私の考え方や言葉遣いをすごく分かってくれてるんですよね。私がいつも感じていることがそのまま歌詞になってるというか。すごいですよね、ホントに」

──当然、歌う時もしっかり気持ちが入りますよね。



「そうですね。歌詞を最初に見た時は“レコーディングで泣いちゃうんじゃないか”って思ったくらいなので。これまでも色んな大事な人に向けて歌ってきたんですけど、母親に感謝の思いを伝えるって、一番難しいじゃないですか。恥ずかしいし、反発したいような気持ちも少しあるし。でも、歌の中では素直に伝えられたんじゃないかって」



※続きは月刊Songs2015年4月号をご覧ください。

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