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西内まりやの新曲『ありがとうForever...』。ライブで聴いた方から音源化を望むたくさんの声が寄せられ、待望のCDリリースとなったこの曲は、彼女自身が初めて作詞と作曲を手掛けたナンバーだ。大切な人への“ありがとう”と“これからもよろしくね”の気持ちを込めた、心温まるピアノの弾き語り。完成までの経緯をじっくりと語ってくれたインタビュー、そして本人監修のピアノ弾き語り譜も要チェックです!
※「ありがとうForever...」のピアノ弾き語り譜は月刊Songs2015年5月号に掲載しています。
Photo:竹中圭樹(D-CORD) Text:山田邦子

──早くも3枚目のシングルが完成しましたね。

「はい。今いろんなお仕事をやらせていただいてますけど、音楽のほうもかなり充実していますね。まだまだ夢が広がるというか、やりたいことがありすぎる(笑)。デビューからまだ1年経ってないですけど少しずつ自分のやりたいことにもチャレンジさせてもらって、今回は作詞・作曲にも挑戦させてもらいました」



──それが、連続ドラマ『恋愛時代』(読売テレビ・日本テレビ系)の主題歌としてもオンエア中の『ありがとうForever...』ですね。

「はい。去年の12月にバースデーイベントをやったのですが、自分の誕生日とはいえせっかくのクリスマスだから、みんなにプレゼントがしたいなと思ったんですよ。何か買いに行こうかなとか、手描きのものにしようかなとか、手紙にしようかなとかいろいろ考えていたんですね。でも、ちょっと待てよと。歌手デビューもしたし、いつか曲を作るっていう夢を持ち続けていたけど踏み出せないでいたので、これを機に作ってみようと思ったんです」

──そういう経緯があったんですね。



「シンプルに、1回聴いただけで伝わるような曲にしたいなと思いました。歌詞とか見なくても伝わる言葉で、あと、イベントの場所がライブハウスだったから、弾き語りでじっくり聴いてもらえる曲がいいなと思いながら作ったんです」

──作詞・作曲したのは初めてだったんですよね?

「思いついたメロディーとかフレーズをボイスメモに入れたり、ケータイに入っているガレージバンドっていうソフトで遊ぶことはあったけど、1曲ちゃんと作ったのは初めてです。歌詞とメロディーが一緒に出てきたんですけど、すごく楽しかった! 鼻歌みたいな感じで口ずさみながら、何を伝えたいかなって考えていたら、“ありがとう ずっと~”って出てきたんですよ」

──一番シンプルな気持ち、本音の部分だったんでしょうね。



「そう! 音もリズムも言葉も、全部自分の中からスッと出てきたものだったから、そのイベントで初めて歌った時に、手紙を読んでいるみたいな気持ちになれたんですよ。今まで歌を歌ってきた気持ちとは全然違ってた。きっと聴いてくださった皆さんにも、すごく素直な部分が届いたんじゃないかなと思ったんですよね」

※続きは月刊Songs5月号をご覧ください。

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