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1stアルバム『剛力彩芽』(2015年4月)のリリースから約5か月。アーティスト・剛力彩芽の新しいシーズンの始まりを告げるニュー・シングル『相合傘』が届けられた。ダンサブルなサウンドと切なくも愛らしい片想いをテーマにした歌詞が1つになった表題曲からは、シンガー/ダンサーとしての彼女の成長がビビッドに反映されている。彼女自身の15歳の時の経験がリアルに表現された『15』も必聴!
Photo:外山 繁 Text:森 朋之

──ニュー・シングル『相合傘』がリリースされます! 1stアルバム『剛力彩芽』からのインターバルは約5か月。いいペースでアーティスト活動が続いていますね。



「ありがとうございます! スケジュール調整もしてくれていると思うんですけど、女優のお仕事とアーティスト活動をバランス良くやらせてもらっていて。CDも半年に1枚のペースで出させてもらっているし、1つ1つの活動に集中できているのは嬉しいですね」

──『相合傘』も剛力さんにピッタリのポジティブな楽曲。和風のタイトルと、クールなダンスミュージックのコントラストも印象的でした。

「確かに(笑)。すごくノリがいい曲だし、テンポ的にも“今回も踊れそうだな”っていう印象だったんですよね。これまでにも色んなダンスをやらせてもらったんですけど、この曲ではカッコ良さを表現できたらいいなって。歌詞もいいんですよ。聴けば聴くほどキュンキュンしてくるというか」

──片想いの切なさ、愛らしさが伝わってきますよね。

「主人公はたぶん中学生くらいなんですけど、好きな彼からいきなり“今日も髪形可愛いね”って言われて、“本気なの? 冗談なの?”って考えたり、彼のために頑張ってメイクしたり。片想いには楽しいところもたくさんあるし、ワクワクするような気持ちも感じてほしいなって」

──雨の日も楽しくなるような歌ですからね。

「そうなんです! 私も雨の日はそんなに好きじゃなかったんですよ。傘に片手を取られちゃうし(笑)。でも、考えてみたら“相合傘”って憧れのシチュエーションなんですよね。この曲を歌うことで“雨でもルンルンになれるんだな”って思えたし、私自身、前よりも雨を好きになれたんじゃないかなって。最近はオシャレなレインコートもたくさんあるし、レインシューズもカワイイですからね〜。MVの撮影の日も雨だったんですけど、最終的にはすごくキレイな映像に仕上がったし」

──『相合傘』は「第3回小・中学校リズムダンスふれあいコンクール」規定曲になっていて。小さい時からダンスに親しんできた剛力さんにピッタリのタイアップだと思います。



「皆さんがどんなダンスを踊ってくれるのか、すごく楽しみです。私がダンスをする時に一番大切にしているのは“楽しさ”なんですよ。今は必修科目になってますけど、きっとダンスが苦手な子もいると思うんですよね。上手くできないとか、恥ずかしくて踊れないとか…。人前で発表したり、“こういうダンスはどうかな?”って意見を言うのも、すごく勇気が必要だと思うし」

──そうですよね。

「でも、仲間と一緒にダンスすることだったり、1つの作品を作り上げるのは絶対に楽しいし、達成感もあると思うんですよね。意見が違ったり、ぶつかることもあると思うけど、その中で絆もどんどん強くなるんじゃないかなって。頑張ってほしいですね!」

──チームで作品を作り上げるのは、小中学生のダンスも剛力さんのMV撮影も同じですからね。剛力さんも撮影の時にダンスのアイデアを出したりするんですか?

「最近、やっと言えるようになってきましたね。最初の頃はどうしていいか分からない状態だったし、何も言えなかったんですよ。でも、色んな挑戦をしていく中で“次はこうしたい”ということもどんどん出てきて。上手く言葉で説明できないことも多いですけど、意見を掛け合わせながら作品を作るのってやっぱり楽しいですからね」

──2曲目の『バースデイ』は“付き合って1年目の記念日”をテーマにしたナンバー。『相合傘』と続けて聴くと、繋がりを感じますよね。

「片想いから両想いになって、さらに1年経ってるっていう(笑)。そういうストーリーが見えてくるのも楽しいんですよね。歌詞もすごくカワイイなって思います。お互いに好きだからこそ、意地を張ってしまったり、相手を振り回してしまうこともあるけど、やっぱり“好き”っていう気持ちが伝わってきて。私、2番のAメロの歌詞がすごく好きなんですよ」

──“サンダルで靴擦れした 最初のデート覚えてる?”ですね。

「そのフレーズだけで“絵”が浮かぶじゃないですか。映像が見えてくるような歌詞って、歌いやすいんですよ。お芝居ではないですけど、ちょっと演じながら歌えるところもあって」

──なるほど。ちなみに“記念日”ってやっぱり大事にしてほしいですか?

「付き合って1年目の記念日は覚えておいてほしいかも(笑)。実際はサプライズするほうが好きなんですよ。友達の誕生日のサプライズとかも“何をしようかな?”って考えるだけでワクワクするし、“泣いてくれるかな? それとも笑ってくれるかな”って想像するのも楽しいんですよね」

※続きは月刊Songs9月号をご覧ください。

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