http://www.harunaluna.jp/
モデルとしても活躍しているアニソン・アーティスト、春奈るな。“二次元”大好きな彼女の夢と妄想がたっぷり詰まった特別なクリスマス・ミニ・アルバム『Dreamer』が完成。今年の冬は、ちょっぴり不思議なクリスマスをご堪能あれ!
Photo:竹中圭樹(D-CORD) Text:瀬尾水穂

──今回のミニ・アルバム、テーマは“クリスマス”だそうですね。



「冬に向けてリリースするミニ・アルバムということで、クリスマス・シーズンに似合いそうな楽曲を集めてみました。とはいえ、リア充たちのクリスマスではなく(笑)、春奈るならしい、妄想や夢をテーマにした、ちょっと不思議なクリスマス・アルバムになっています」

──本誌に登場していただくのは久々ですが、妄想好きは変わっていないようですね!?

「ウフフ。ますますこじらせている感じです(笑)。デビュー当時はもちろん、こうして歌い続けてこられたのは、夢見ること、妄想することを活力にしてこられたおかげでもあるんです。そんな想いを、『Dreamer』という1枚のアルバムにすることができました!」

──ファンタジックなだけではなく、春奈さんの心が、しっかりと伝わってきましたよ。ぜひ1曲ずつお話をうかがいたいです。

「ありがとうございます! まず1曲目は、アルバムのコンセプト・イメージを膨らませる、キラキラしたインストゥルメンタル『Prologue 〜Dreamer〜』になっています。よくライブでも、オープニングSEが本編へ向かう高揚感をもたらしてくれますよね。その雰囲気をアルバムでも出したいと思ったんです。そして2曲目は、起承転結の“起”にあたる、『Sweet Fantasy』。もしも、いつも自分が想像している夢の世界に入ってしまったら…? そのトキメキを歌っています。夢を見るって、決して楽しいだけじゃなく、切ない気持ちになることもありますよね。それでも、想像の世界が自分を救ってくれる…私はそう感じることが多くて。この歌をいただいた時、その気持ちがとてもうまく表現できると思いました」



──以前、レコーディングの時は譜面台に好きなキャラクターを飾っているとうかがいましたが…。

「もちろん続けています! いまは『ボーイフレンド(仮)』の周圭斗くんに、どっぷりハマっていて…♡ 彼のマスコットストラップを譜面台に置いて、チラッチラッと見つめながら歌いました(笑)」

──そんな春奈さんを知りながらも、3曲目の『別次元LOVE』は、なかなかの衝撃作でした。

「だいぶ衝撃的ですよね(笑)! イントロはワクワクする感じなんですけど、歌詞は完全にこじらせちゃったオタクって感じで…。でもこの曲こそ、“THE春奈るな”です!」

──歌詞には、春奈さんのアイデアも?

「私の好きなキャラクターの設定を細かく箇条書きにして、作詞を担当してくださった、いしわたり淳治さんにお渡ししました。それを元に作っていただいたのですが、歌詞を見た瞬間、“ここに私がいる! まさか、透視された!?”と、本当にビックリ(笑)。2番の頭に書かれている、神秘的なオーラ、中性的、クール、つり目…なんて、私の理想の男性像そのまま! 歌っていて、かなり幸せな気分になりました(笑)」

──春奈さんの本気の愛情が伝わってきました。



「もちろん、こういう感情に否定的な人もいます。アニメや漫画のキャラに恋するなんて…って。でも私のように、二次元の世界に救われたり、勇気をもらっている人はいるんだよってことを、知ってもらえたら嬉しいです」

※続きは月刊Songs12月号をご覧ください。

X Close

Topページを開く