http://www.littlegleemonster.com/
2015年夏、TBS系金曜ドラマ『表参道高校合唱部!』の主題歌にもなった楽曲『好きだ。』が大きな話題を呼んだLittle Glee Monster。それぞれがオーディションを勝ち抜いてきた実力派であり、個性を輝かせながら最強のハーモニーを作り上げる女子中高生ボーカルグループだ。そんな彼女達が、待望の1stアルバム『Colorful Monster』をリリースする。4枚のシングル曲はもちろん、インディーズ時代の名曲やライブの定番曲なども含む充実のラインナップ。来春のZeppツアーも楽しみだ。
Photo:松井伴実 Text:山田邦子

──Little Glee Monster(以下、リトグリ)の2015年はどんな1年でしたか?



manaka「グループとして、自己紹介を少しできた年だったかなと思います。去年(2014年)の秋にメジャー・デビューしたんですけど、まだ知らないって人もたくさんいたと思うので、そういう人達にも色んなところで歌を聴いていただけるように頑張った1年だったので。2016年はもっと知ってもらえるように頑張りたいなと思っています」

──manakaさんはまだ14歳で最年少(※取材時)。信じられないくらいしっかりされてますが(笑)、もともとこの6人はどうやって集まったんですか?

麻珠「キッカケは、“最強歌少女オーディション”なんです。全国から歌が大好きな女の子が集まって、このグループになりました」

manaka「最初は、全員ソロで頑張りたいと思ってたんですよ。だから、グループになった時は正直違和感がありました」

かれん「あったね」

芹奈「ソロだと自分の好きな歌い方で自由に歌えるけど、グループだと1つの歌にするために合わせないといけない。もともとみんな“合わせる”ということをしてこなかったから、違和感があったんです」

manaka「ハモリを楽しめるまでの道のりは…」

MAYU「すごく長かった」

アサヒ「長かったね」

manaka「苦しい思い出もたくさんありましたけど、今はすっごく楽しめています」

──リトグリの魅力は、キレイにハモるだけじゃなく、それぞれの個性をしっかり出しながらハモっているところだと思うんです。ハモリの魅力ってどういうところだと思います?

芹奈「一瞬だけピタッ! と合う時があるんですよ。歌ってて鳥肌が立つ。“今、めっちゃ良かったよね!?”っていうのがみんな分かるんです」

アサヒ「最初の出だしがバッ! と合った時とかすごいよね」

manaka「逆に、失敗してもすぐ分かるしね」


かれん「何か違うなって思うよね」



麻珠「そういう時はみんなでアドバイスとかしあって、1つのもの、いいものを作り上げようってまた頑張るというか」

芹奈「アカペラしてると、みんなの気持ちも分かるんですよね」

MAYU「最初はみんな“自分、自分”だったし、ハモリをするのは自分の個性が消えちゃうんじゃないかって思ってたんですよ。だけど、ハモリってグループでしかないことやし、ピタッと合った時の気持ち良さは本当に鳥肌。練習やってて覚えるまでは苦しいけど、合った時のことを想像すると練習も楽しくなるんですよね」

※続きは月刊Songs2016年1月号をご覧ください。

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