http://leo-ieiri.com
新しい扉を開け放ち、大きく息を吸って、未知なる世界へ飛び出していくような姿が眼に浮かぶ家入レオの新曲『Hello To The World』。Superflyの楽曲などを手掛けてきた多保孝一と共に作り上げたこの曲は、まさに新章の幕開けと呼ぶにふさわしい痛快なナンバーだ。アーティストとしてだけではなく、人間的にも大きな変化があったからこそ辿り着いたという、完成までの道のりを聞いた。
Photo:竹中圭樹(D-CORD) Text:山田邦子

──『Hello To The World』は、多保孝一さん(ex.Superfly)との共作ですね。



「はい。私は一昨年の12月に20歳になったんですが、色んな環境がガラッと変わったんです。キッカケは、去年ドラマ主題歌にもなった『君がくれた夏』という曲(2015年8月リリース)。正直あんなに反応をいただけるとは思っていなかったし、それによって、自分のこの先について考える機会が増えたんです。それまでは、いわゆる“流行歌”になることにすごく抵抗があったんですけど、ドラマと共に親しまれて色んな人に届いたという真実を目の当たりにした時、“私は今の時代で音楽をやっているんだから、1人でも多くの人に聴いてもらったほうがいいんだ”と思えたんですよ。これまでは最新のものも遠めから見てたけど、20歳になって角がちょっとだけ取れてきたというか(笑)」

──視野が広くなったんですね(笑)。

「私は13歳の時から(音楽塾ヴォイスの)西尾芳彦さんと一緒に曲作りをしてきて、今もすごく尊敬しているんですが、そんなふうに思えるようになったからこそ、一歩踏み出してみようと思ったんです。それで、一緒にやってみたいなと思うプロデューサーさんと色んなトライアルをしてたんですが、その中で多保さんと意気投合し、お願いすることになったんです」

──いざ作業してみてどうでした?



「“一度スタジオで音出してみましょうか”ってことでスタジオに入ったら、今回の『Hello To The World』の原形ができました(笑)」

──えぇっ!?

※続きは月刊Songs2016年3月号をご覧ください。

X Close

Topページを開く