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今年の春、アリーナを含む初の全国ワンマンツアーを大成功させたDOBERMAN INFINITY。今回リリースされる両A面シングル『GA GA SUMMER / D.Island feat. m-flo』は、そのツアーで感じた感触も色濃く反映されているという。昨年の夏を盛り上げた『SAY YEAH!!』とはまた違う、彼ら流の新たなサマーチューンの完成だ。
Photo:外山 繁 Text:山田邦子

──今回のシングルは初の両A面。夏全開の楽曲が揃いましたね。

KAZUKI「めちゃ夏です! ひたすら夏です(笑)!」

──まず『GA GA SUMMER』ですが、この“GA GA”っていうのは?

KUBO-C「クレイジーなとか、夢中になるみたいな意味ですね」

SWAY「この曲は、例えば皆さんが明日とか来週とかの休日に海でバーベキューするために、前もって準備とかするじゃないですか。ワクワクしながら。そういう現実的な、本当によくある“ザ・夏!”な楽しみを描いてるんです。思いっきりクレイジーに盛り上がるぞ! っていう気分。俺らで言うと、まずクボさん(KUBO-C)が買い出しに出かけて、炭を起こすチョウさん(P-CHO)がいてみたいな(笑)」

P-CHO「普段は炭とか起こせませんけどね(笑)」

──実際、アウトドア派はどなたなんですか?

SWAY「クボさん、GSさんじゃないですかね」

GS「じっとしてるのが苦痛で仕方ないんですよ。休みがあったら絶対どっか行くし。前回のMV撮影の時かなんかも、銭湯とか挟みながら15kmくらい走って次のスタジオまで行きましたからね(笑)」

KAZUKI「そのあとのカット、めっちゃすっきりした顔してましたもんね(笑)」

KUBO-C「俺はバーベキューとかやるのめちゃ好き。火とか起こすの、大得意ですから」

──そういう男性ってモテそうですよね。

KUBO-C「はい、モテるんですよ(笑)」

──(笑)。ちょうど1年前が『SAY YEAH!!』でしたから、今年はまた違った夏の楽しみが描かれてるということですね。

KAZUKI「そうですね。『SAY YEAH!!』は夏じゃなくても歌って盛り上がれる曲だと思うんですけど、今回はいかに夏を演出するかってところを意識したんです。だからワードとしても、僕らが思う夏をたくさん詰め込みました。あの最初の口笛とかもすごいいい感じですよね」

KUBO-C「あ、あれ僕なんですよ。これ、またモテますね(笑)」

SWAY「炭起こせるし、口笛吹けるし(笑)」

GS「それ、10人中7人くらいいけるでしょ(笑)」

P-CHO「いやもっといけそうですよ(笑)。今回SUNNY BOYと一緒に音を作ってるんですけど、ここひょっとしてクボちゃんの口笛とかにしたら、より夏感が出るんじゃないかな? って思ったんですよ。今回は『SAY YEAH!!』とは違う、DOBERMAN INFINITYとしての新しい夏を提示したいっていうのがありました。あそこはもともと管楽器の音が鳴ってたんですけど、口笛、見事にハマりましたね」

KAZUKI「完璧ですよね。レコーディング風景はめっちゃ地味でしたけど(笑)」

GS「ラップをレコーディングする時との差(笑)」

──(笑)。今お話に出たSUNNY BOYさんとは初めてですよね?

KUBO-C「仲いいし、前からやりたかったんですよ」

SWAY「僕はインディー時代、『BLUE』という曲を一緒に作ったことがあって。その時の感じがめちゃめちゃ相性良かったので、今回この『GA GA SUMMER』を作る時も、何かいいものが生まれるんじゃないかっていう予感はすごくありました。彼、ハワイ育ちなんですよ。そこがまたいいグルーヴで」

P-CHO「そうそう」

SWAY「最近海外とか飛び回っててすごく忙しい人なんですけど、LINEしてみたら奇跡的に日本にいて、1週間後にLAに行くと。慌てて身柄確保して、みんなでSUNNYの家に乗り込みました(笑)」

──ライブでのパフォーマンスも楽しみですね。

KAZUKI「はい。MVを見ていただいたら分かると思うんですが、今回はDOBERMAN INFINITYとしては初めての振りがあるんですよ。三代目J Soul Brothers(from EXILE TRIBE)のELLYさんに振付を担当していただきました」

SWAY「振付の大天才」

P-CHO「ライブでみんなが一緒にできるような感じの振付をね、考えてくれました」

KAZUKI「僕、歌いながら振りができるのかちょっとアレなんですけど(笑)、皆さんと一緒に楽しめるように頑張りたいと思います」

※続きは月刊Songs2016年8月号をご覧ください。

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