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アジア全域で大人気のマルチエンターテイメントグループ・SUPER JUNIOR。リードボーカルのYESUNG(イェソン)が、待望の日本初ソロシングル『雨のち晴れの空の色』を10月19日にリリース! 自身が主演も務める映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』の主題歌にもなっているバラードナンバーは、イェソンの美しいボーカルと、類まれなる表現力が堪能できる、珠玉の1曲だ。
Photo:竹中圭樹(D-CORD) Text:瀬尾水穂

──日本でのソロ活動を始めるにあたって、楽しみにしていたことはありますか?



「一番楽しみにしていたのは、新しい出会いが生まれることです。日本にはSUPER JUNIORや僕のことを知らない方が、たくさんいると思います。今回、新曲『雨のち晴れの空の色』を通して、SUPER JUNIOR-YESUNGのことを知ってもらうチャンスをいただけたこと、本当に感謝しています。それから、僕の歌をずっと待ってくれていたファンの皆さんに、自分の作った歌をやっと披露できることも喜びの1つです」

──『雨のち晴れの空の色』は、作曲にイェソンさんのお名前が入っていますね。どのような想いから生まれたメロディーだったのでしょう?

「僕は曲作りをする時、まず曲のテーマを考えます。そのテーマにあった感情を膨らませ、それをメロディーへと変換していくんです。『雨のち晴れの空の色』は、僕が最初に作ったテーマを守りながら、映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』の主題歌にふさわしい、美しい心を表現しました。『雨のち晴れの空の色』というタイトルも素敵ですし、サウンドアレンジも気に入っています」

──イェソンさんが最初に考えたテーマとは?

「オリジナルのタイトルは韓国語で『そうか、いいよ』という、“諦め”の気持ちを込めた言葉だったんです。歌詞もアレンジも、とても悲しいもので。壮絶な悲しみを表現していました。初めて日本語バージョンをレコーディングした時、こちらも作品として素晴らしいと思えたので、気持ち良く歌うことができました」

──『雨のち晴れの空の色』を歌う時に、心掛けたことはありますか?

「オリジナルは、個人的な感情のみを込めた歌でしたが、アレンジが加わった曲を聴いた時、そこから解放されて、世界が広がっていくような印象を受けたんです。僕の中で広がっていった、その美しい情景を、聴いてくださる方にもしっかりと伝えられるよう、心を込めて歌いました」

──最初はつぶやくように歌い、後半でグッと情熱的になるボーカルに心を動かされました。もともとこのような歌い方でいこうと決めていたのですか?

「そうです。雨が止んで、空が晴れていくようなイメージで歌い上げました。でも実は、一番初めにレコーディングしたものは、歌い出しから激しかったんですよ。どうしてそうなったかというと、オリジナルでは最初から最後まで感情的に歌っているからなんです。例えるなら、一向に止む気配がないどしゃ降りの雨に打たれている…という感じ(苦笑)。そこから少しずつ和らげて、今のスタイルになりました」

──ぜひ聴き比べてみたいです! ちなみに、イェソンさんの好きな色は?



「昔から好きなのは、赤と黒。最近は、ピンクと黄色も好きですね。髪の色をピンク色にしたこともあります。他にも金色、赤、ワイン色にも(髪を)染めたことがあります。“この色いいな”と思うと、すぐ髪の色に反映させたくなるんですよ。今は黒髪ですが、今後、また髪を新しい色に染めたら、“イェソン、好きな色が増えたな”と思ってください(笑)」

──なるほど(笑)。さて、この曲が主題歌になっているイェソンさんの主演映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』を拝見しました。とてもハートフルな物語で、イェソンさん演じるヨンウンは、自然体なところが、とてもチャーミングですね。

※続きは月刊Songs2016年11月号をご覧ください。

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