尾崎裕哉 *オフィシャル写真2ページ |
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──シンガーソングライターとして活動するという決意に至るまでの経緯をおうかがいしたいなと思うんですが。
「僕は5歳くらいの頃からアーティストになりたいなって思ってました。ただ、“なりたい”っていう気持ちと“なろう”っていう姿勢はまた別で。曲を作り始めたのは結構遅くて、二十歳くらいからで、音楽を人に届けていこうって思ったのは25歳の時なんですね」
──どうして25歳の時に動き出しました?
「ちょうど大学院を卒業するタイミングだったので、音楽をやろうっていう決心ができたんですよね。あと、二十歳くらいから準備はしていたけど、曲がなかなか形になっていかなくて。それができるようになったのが25歳のタイミングだったっていう偶然もあって」
──少し失礼な質問になってしまうかもしれないですが、父親が尾崎 豊さんという伝説的なアーティストであるからこその葛藤はなかったですか? 同じ仕事に就くことについて。
「そこの葛藤は全くないですね。なぜならば、父親がアーティストだったから、5歳の時に自分もアーティストになりたいと思ったわけで。大人になってからもその気持ちは全然変わらなかった。大事なことは、父親と同じ職業に就いていることじゃなくて、きちんと周りの人を感動させられるかどうかだと思ったんですね。果たして、それが自分にできるかどうかっていう不安や自信のなさというのはありましたね」