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ソル×ウシク
2012年に『君がくれたもの』でメジャー・デビューを果たしたCODE-V。確かな歌唱力と個性豊かなキャラクターでファンを魅了している、韓国出身のダンスボーカルグループだ。メンバーの入隊などを経て、今年、3年振りにフルメンバー6名が集結。初のベスト・アルバム『CODE-V BEST〜ROKUTOUSEI〜』をリリースする。今回は、今年1月に除隊したばかりのソルと、2014年に加入したウシクに話を聞いた。
Photo:竹中圭樹(D-CORD) Text:山田邦子

──ついに、フルメンバー6人が揃いましたね。



ソル「はい。こうやって6人揃ってお仕事するのは初めてになります。オリジナル・メンバーの中のお兄さんたち(サンウ、ルイ、ナロ)が先に入隊して、次は僕が入隊して、新メンバーのウシクとテフンの2人になったりしながら、結局6人揃うのに3年かかったんですね。その間もたくさんの方がCODE-Vを応援してくださって、本当にありがたいなと思っています。今、とにかくみんなで歌うのが楽しいです」



ウシク「僕はソルさんを見てるだけでも楽しいですよ(笑)。僕は先輩たちと一緒に歌いたくてCODE-Vのオーディションを受けましたので、これまでステージに立ってきたことももちろん嬉しかったですが、本当の意味で、今やっと夢が叶ってる気持ちなんです。CODE-V、楽しいですよ。みんなキャラも違うし」

──ケンカすることもあります?

ウシク「ないですよね?」

ソル「昔はたまにありました(笑)。みんな歳も近いですからね。でも今は弟たちがだいぶ年下だし、やっぱり僕らのことを見てるじゃないですか。大人は大人らしくしようということで、ケンカはしていません(笑)」

──(笑)。そんな6人にとって初のベスト・アルバムが完成したわけですが、どんなお気持ちですか?

ソル「今までのCODE-Vの歴史が全部入っていますからね。代表曲も、新曲もあって、これまでCODE-Vを知らなかったっていう人にも僕らのことを分かってもらえるアルバムだと思います。それに、僕らが6人で作る初めてのアルバムだし、CODE-Vとして初めてのベスト・アルバムなんです。とても大切な作品になりました」

ウシク「すみません、(ソルさんは)ギャグマシーンなのに面白いことをひとつも言わなくて(笑)」

──(一同爆笑)。ウシクさんはどんな気持ちですか?

ウシク「僕はね、悔しいですよ。こんなに素敵な曲がたくさんあるんだから、日本の、もっともっとたくさんの人に聴いてもらいたいんです。日本には素敵なアーティストさんがたくさんいますけど、CODE-VにはCODE-Vの魅力があるし、CODE-Vにしか歌えない曲があるんです。それは自信を持って言えます」

──間違いないですね! では、思い出の1曲についてお話ししてもらえますか?

ソル「僕はCODE-Vのメジャー・デビュー曲『君がくれたもの』です。初めて出すシングルだったから、メンバーみんな頑張って準備したんですよ。あの頃はまだ日本語が上手くできなかったけど、発音とか気をつけながら、この曲のメッセージを伝えるように本当に頑張ったんです。この曲にはCODE-Vの初心がある。今でもこの曲を歌うと、色んな思い出が蘇って胸が熱くなります」

ウシク「深い話でしょう。泣いていいですよ(笑)」

──ありがとうございます(笑)。今回は、新メンバーとして加入されたウシクさんとテフンさんもその『君がくれたもの』を歌ってるわけですが、どんな気持ちでした?



ウシク「僕、ソルさんが歌ってたパートを奪いました。オイシイところ、僕が歌ってます(笑)」

ソル「歌い方とか、結構似てるところがあるんですよね」

ウシク「正直、この曲に対する先輩たちの気持ちとか思い出は一緒に過ごしてないから最初分からなかったけど、今こうして僕も日本で生活をしながら、たぶんこんな気持ちで頑張ってたのかなとか、こんな感じで歌ってたんじゃないかなって、不思議だけど思うことができるようになったんですよね」

ソル「いい後輩なんです。意外と(笑)」


※続きは月刊Songs2017年4月号をご覧ください。

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