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この春、中学を卒業し、高校生になって初めてのワンマンライブ『春しめじのeat shun』を4月23日(日)に東京ドームシティホールで大成功させたさくらしめじ。その興奮が熱いうちにステージを降りた2人をつかまえて、最速でライブの感想を聞こうという弾丸インタビューを敢行! 田中雅功も髙田彪我も未だしたたり落ちる汗を拭こうともせずムンムンと熱気を放出させたまま、オープニングからアンコールまで一部始終余すところなく、た〜っぷりと『春しめじのeat shun』を振り返ってくれました!
Photo:埼玉泰史 Text:恒川めぐみ



●緊張のオープニング

──つい先ほど終わったばかりのライブ『春しめじのeat shun』を最初から最後まで、振り返っていただきます! まずは、どんな気持ちでステージに上がりましたか?

田中雅功(以下、雅功)「ステージに出るときはいつも、すごく緊張して足が震えるんですけど、今回は最初から楽しみのほうが大きくて、早く演奏したい! という気持ちでいっぱいでした」

髙田彪我(以下、彪我)「いつもは僕のほうが緊張しないんですけど、今回はステージに出る直前まで緊張していて。でも、出た瞬間にウワー!! ってテンションが上がって緊張が吹き飛びました。バンドで演奏するのも久しぶりでしたし、1曲目の『ふうせんはなび』の“パッと”の歌い出しから、僕のテンションも花火のように打ち上がっていましたね(笑)」




●春ソング特集

──序盤は『かぜいろのめろでぃー』『ゆめがさめたら』という春ソングが続きました。

雅功「その2曲の間に“ありがとうございます”って言ったんですけど、いつもは彪我と“せえの”のアイコンタクトでタイミングを合わせて言うんですよ。でも今日はステージの照明が真っ暗で彪我の顔が見えなかったので、相手が“せえの”って言うのと同時にうんうんってうなずく頭の動きだけが頼りだったんです(笑)。それを直前で気づいて、これはタイミング合うのかな? って思いながら声を出してみたら奇跡的に声が合ったので、ホッとひと安心(笑)」

彪我「それは僕も思った! ヤバい、雅功さんが見えない〜! と思ったんですけど、これは2人で歌い続けてきた熟練の技なのかもしれないですねぇ」

雅功「あうんの呼吸ってやつです(笑)」

──“春”というテーマの流れで、MCでは卒業式の思い出を振り返っていました。

雅功「彪我さんは泣いたみたいですねぇ。卒業ソングを歌いながら」

彪我「雅功さんも、泣いたみたいですよ?」

雅功「泣いてないです!」

彪我「MCでは話してくれなかったんですけど、ほら、卒業式のあとのホームルームで、ね?」

雅功「実を言うと泣きました(笑)。友だちから“男子の中でいちばん泣いてたね”って(笑)。でも…そんなに泣いてないですよ?」


彪我「嘘だぁ〜」


雅功「本当です(笑)。ホームルームのとき、絶対に泣かない! って決めていたんですけど、先生の最後の言葉が心に沁みてしまって。これで最後なんだなぁと思ったら泣いちゃいました。ところがその途中で、卒業の記念品としてプレゼントされた誰かの目覚まし時計が“さいたぁ〜さいたぁ〜ちゅーりっぷ〜のは〜な〜が〜♪”って鳴ったんですよ。それで、みんな一気に泣きやんだという(笑)。先生もみんなも、全員笑顔でお別れできました」


彪我「良〜い話じゃないですか〜!」



※続きは月刊Songs2017年6月号をご覧ください。

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