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──デビュー10周年記念シングル『夢物語』は、タイトルどおり“夢”という大きなテーマを軸にした温かいナンバーですね。

AKIHIDE「ファンの皆さんへ感謝の気持ちを伝えつつ、さらに未来に繋がる壮大なナンバーにしようと思って組み上げていきました」

SHINPEI「今までの僕たちの夢をみんなが助けてくれたことに感謝していますっていうだけじゃなくて、僕たちはまだまだ夢の途中で、これからも上を目指していくんだっていうことも伝えられる壮大な曲になったんじゃないかなと思います」

DAIGO「これまでに武道館でのライブとか、色んな夢が叶ったけど、生きている限り夢ってずっと追い続けるものだなって思うんですよ。だからこそ自分1人じゃなく一緒に歩いていってくれる人がいれば、夢に向かってこれからも頑張っていけるんじゃないかと思うので、そういった想いも込めながら歌詞を書いていきました。あとは、夢を追い掛けている人たちの背中を押せるような曲になればいいな、とも思っていますね」

──歌詞で描かれる世界観を、ストリングスがさらに広げてくれていますよね。まるでホール会場で聴いているような響きがあって。

AKIHIDE「うん、そうですね。ストリングスはデモの段階から入れていたんですけど、最終的にはトランペットも入って、ファンファーレというか、より新しい物語に繋がる感じが表現できたと思います」

──歌声からも優しい響きが感じられました。

DAIGO「すごく大事な曲でもあるし、この曲をちゃんと届けられるように“いい歌を歌いたい”という想いだけでした。気持ち良く歌える曲なので、何回でも歌いたくなるような、そんなレコーディングでしたね」

──ギターに関してはいかがですか？

SHINPEI「曲を作ったAKIHIDEさんの想いが詰まった、温かさと強さを兼ね備えた素晴らしい曲なので、曲の流れに自分の音を乗せようと思いました。こういうテイストって激しい曲にはない世界観ですし、10周年記念ソングというタイミングで、ありのままの自分を出すというアプローチができたのは嬉しかったですね。この時ばかりはマッスルな自分をお休みして（笑）、自分なりの感謝の想いや温かさみたいなものをギターに乗せました」

※続きは月刊Songs２０１７年８月号をご覧ください。