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THE RAMPAGE from EXILE TRIBE(以下、THE RAMPAGE)の3rdシングル『Dirty Disco』が完成した。どこまでも突き進んでいく攻撃的なスタイルとメッセージを提示してきたこれまでのイメージとは違い、爽快感とキャッチーなディスコサウンドで新境地を見せる本作。意外性から生まれた化学反応が、グループとしての新たな魅力を引き出している。メンバーを代表して、ボーカルのRIKU、川村壱馬、吉野北人、パフォーマーでありリーダーのLIKIYAと陣の5名に話を聞いた。
Photo:竹中圭樹(D-CORD) Text:山田邦子

──新曲『Dirty Disco』では、また新しいスタイルが提示されてますね。



陣「はい、めっちゃ自信のある曲になりました。聴いていただけると分かると思うんですが、確かに今回は今までのTHE RAMPAGEとは全く違ったアプローチなんですよね。ディスコの時代の音楽というか、ファンクミュージックの要素が盛り込まれた楽曲になっています。自分たちはそういうディスコ世代ではないですけど、あの時代の空気感を勉強し、THE RAMPAGEのフィルターを通して仕上げてみました。たぶんLDHの他のアーティストの皆さんもあまりやられていないタイプの楽曲だと思います」



──一番若い壱馬さんや北人さんは、ディスコって知ってました?

川村壱馬(以下、壱馬)「何となく昔の…みたいなイメージでした。最近、桐谷美玲さんが『Y.M.C.A.』の曲に合わせて踊ってるCMがありましたけど、ディスコっていうと何となくああいう感じなのかな? って思いましたね」



吉野北人(以下、北人)「クラブともまた違う感じなんですよね?」

──ディスコを知らない世代なんですね!? だけど今回の曲って、具体的なことは知らなくても、直感的に“いい曲だな”と思える仕上がりになってますよね。

陣「ホント、その通りだと思います。一緒になって盛り上がれますしね。ダンスとかファンクとか夏といったキーワードで、ディスコのムードを楽しめる1曲だと思います」

RIKU「初めて聴いた時、僕は80年代とか90年代の感じを連想したんですよ。自分はいわゆるその世代ではないからどうやって表現したらいいのかな? って一瞬思ったんですけど、そこに自分が合わせるのではなく、そういう時代感や世代感みたいなところとTHE RAMPAGEを掛け算して作品にしたいなって思ったんですよね。その力が、この曲にはあると思ったので。新しい化学反応を楽しみたいなという思いで制作に臨みました」

北人「今までは自分たちの覚悟だったり強い思いをストレートに伝えるっていう楽曲が多かったけど、今回はすごくキャッチーなメロディーラインだったり、みんなで共有できて楽しめる歌詞がある曲だなって思いました。ディスコとかクラブとか実際に経験したことはないけど、レコーディングではノリノリなシーンを感じながら歌ったんですね。実際にやってみると新しい発見があったり、新しい表現ができたりもしたので、世の中に出た時にどんな反応が返ってくるかなぁっていうのがますます楽しみになりましたね」

──確かに、前情報なく耳にした人には“これ、THE RAMPAGEの曲なの!?”って驚かれそうですよね。

LIKIYA「はい。それくらい意外性があると思います」



壱馬「僕は、あまり触れたことのないテイストの楽曲だったので、最初はちょっとイメージが持てなかったんですよ。でも、聴けば聴くほどハマったというか、やっぱりこの曲だったよなって思えたんですよね。それくらい耳にも残る曲だなと思うので、早くたくさんの人に聴いてもらえたらなって思います」

LIKIYA「うん。最初は僕も意外だったんです。1stシングルの『Lightning』、2ndシングルの『FRONTIERS』と結構ヒップホップ感の強い攻めの楽曲が続いていたから。それがこういうファンク感のあるディスコな曲が来たので、僕らTHE RAMPAGEにどうハマるのかな? って、正直不安も感じていたんです。背伸び感みたいなのが出るのもイヤでしたから。だけど3人が歌ったものを聴いた時に、かなりハマってるなって思ったんです。今だからこそできた曲であり、『Lightning』と『FRONTIERS』があったからこそできた表現なのかなと思いました」


※続きは月刊Songs2017年8月号をご覧ください。

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