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吉本実憂
全日本国民的美少女コンテスト出身の女の子たちで結成された次世代アイドルグループ・X21。10枚目のシングル『現実から逃げるから現実がツラいんだ』は、9月にグループを卒業する、リーダー・吉本実憂のラスト・シングル! 楽曲のテーマを考えた吉本自身に、最後の曲に込めたメッセージを語ってもらった。
Text:瀬尾水穂

──リーダーがX21を卒業すると聞いた時は、“お疲れさま”という気持ちと同時に、“ついにその時が…”と寂しさも覚えました。

「ファンの皆さんも同じように言ってくれました。そもそもX21は、1人1人表現者として意志を持っている女の子たちが集まったグループなので、ここから旅立って独り立ちすることがまた新たなスタートなんです。ただ、ラスト・シングルの発売日や、卒業ライブの日が着々と近づいてくると、やっぱり寂しいものですね…。16歳の時からやってきたグループですから」

──吉本さんは役者としても活躍中ですが、グループ活動でプラスになったことは?

「結成当初は、グループのセンターとリーダーという役割を与えられたことで、“自分はグループの中で、常に一番の実力でなければならない”というプレッシャーに縛られていたんです。でも少しずつ作品を発表していくうちに、私が闘うのはメンバーじゃない。自分自身だ、と気づけたんです。そしたら、すごく気持ちがラクになって」

──それはいつ頃ですか?

「1stアルバム『少女X』を出した頃です。初めてカッコいい曲を作ってもらって、“曲のイメージカラーは黒だけど、感情的には白でいこう。シンプルに何も塗られていない心のほうが、黒が映える”みたいに、自分の中に歌の表現方法が自然と生まれてきて、すごくワクワクしたんです。“こういう気持ちを育んでいくには、もっと広い世界を見ていかなくちゃ”と教えてくれたのが、X21でした。ライブやリリースイベントも楽しかった! 毎日1ミリずつの成長でも、積み重ねていけば1センチ、10センチになっていく。立ち止まることなく成長できるチャンスをいただけたこと、本当に感謝しています」

※続きは月刊Songs2017年9月号をご覧ください。

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