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──昨年7月のメジャー・デビューから1年。振り返ってみていかがですか?
MASATO「色んなライブイベントに出たり、色んな方と対バンする中でたくさんのことを学べた1年でした。あっという間だけど濃かったですね」
REI「これまで出してきたシングルもそうですけど、今回のアルバムを作るにあたってどういう音にしようか、どんな表現がいいんだろうって色々考えながらやってきました。僕はまず3人(U、MASATO、REI)で音楽を始める時に自己流でトラックを作り始めたので、たぶん他のトラックメイカーさんよりも時間がかかってしまっていると思うんですが、この1年もちゃんと納得のいくものを作れたなと思ってます」
──もともとUさん、MASATOさん、REIさんが同じ大阪の専門学校に通っていたそうですが、一緒に音楽をやるようになったキッカケは?
U「それぞれ1人で歌っていたんですが、フィーチャリングで曲を作ってみたらすごく良かったので、3人でやることにしたんです。REIとは、絶対人には見られたくないようなポエム調のものを書き溜めている僕のノートを勝手に読まれたのがキッカケ(笑)。その日から仲良くなったんです」
REI「こんな歌詞を書く人がいるんだ! ってびっくりして。そこで僕が読んだものが、のちにインディーズの『WILL』ってアルバムの『Konayuki』の一部になったりしてるんです。その後もUさんと楽曲を作ってますけど、あの時のあのワードをこういうふうに使うんだっていうのが分かるから、面白いなぁって思いながらいつも歌詞を読んでます(笑)」
U「ノート、(頭に)入ってるからね。最低ですよ(笑)」
REI「あれ覚えてます? 僕、オリジナル曲を2曲持っていたからUさんに聴いてもらったんですよ。僕は2曲目のほうが気に入ってたのに、Uさん“そっちは絶対売れない!”って(笑)」
U「マジ気持ち悪い曲だったから(笑)」
MASATO「学校内でREIが歌っていたオリジナルは聴いたことあるけど、それですか?」
U「それじゃないと思う。もっと気持ち悪い曲だった(笑)」
──逆に聴いてみたくなります(笑)。DJ SATORUさんはUさんの地元の後輩で、2015年に加入されてますね。
U「最初はスタッフとして僕らを手伝ってくれていたんですよ。で、自分たちの中にこれだと思う音楽性が見えてきた時にDJを入れたいねってことになり、何人かにお願いしたんですが、ちょっと違うなと。それで、いつも一緒にいるSATORUにやってもらうことにしたんです。それまでDJなんてやったことなかったのにね」
SATORU「僕はシンプルに3人のことが好きで応援していたので、まさかこんなことになるとは(笑)。たぶんUさんは覚えてないと思うけど、Uさんが大阪に行くって時に、地元の仲間が居酒屋に集まったんですよ。僕はUさんにすごく仲良くしてもらってたから、見送る時に握手しながら泣いちゃって(笑)」