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フレデリックがミニ・アルバム『TOGENKYO』をリリースする。80'sテイストを取り入れたサウンドと印象的なリフレインを活かした歌、快楽的なリズムアレンジが1つになった充実作。フレデリックにしか体現できない“TOGENKYO(桃源郷)”をたっぷり感じられる作品に仕上がっている。
Text:森 朋之
──2017年5月にドラマーの高橋 武さんが正式に加入しました。新体制となったわけですが、手応えはどうですか?

三原康司(以下、康司)「加入したのは5月なんですけど、その前からサポートのドラムとして関わってもらってたんですよ」

三原健司(以下、健司)「もう2年くらいになりますね」

高橋 武(以下、高橋)「そうだね。これまでも音楽的な話はしていたんですけど、正式にメンバーになってからはコミュニケーションが増えて、濃密になって。責任を持ってバンドに向き合うという意識がさらに強くなりましたね」

健司「この4人でバンドをやることを、ファンの皆さんが受け入れてくれたことも大きいですね。自分達の気持ちはずっと1つでしたけど、ファンの方々にとって、メンバーが増えるってすごくデカいじゃないですか。バンドにとっても分かれ道に立ったタイミングだと思うんですけど、夏フェスやライブを重ねる中で、皆さんに受け入れてもらえた感覚があって。そのことが自信になっていますね。音楽的にも以前はできなかったことができるようになっているし」

赤頭隆児(以下、赤頭)「うん。バンドの音が変わったのもそうだし、関係性も変わってきて。年齢が一緒で、ずっと仲が良かったんですけど、サポートの時は“これ以上やってもらうのは申し訳ない”という気持ちがあったんですよ。今はメンバーなので、さらに気を許して色んなことを言えるようになったというか」

高橋「確かにはっきり意見を言うようになりましたね。メンバーだからって、何でも言っていいというわけではないですけど、関係は濃くなったと思います」

※続きは月刊Songs2017年11月号をご覧ください。

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