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「菌育 in the 家(はうす)」&学園祭やイベントで全国を駆け巡っているさくらしめじ。12月9日には、「菌育 in the 家(はうす)」スペシャルとしてマイナビBLITZ赤坂での公演も控えているということで、大事なライブを前に”集中力“を養ってもらおうじゃないか! と、座禅を体験してもらうことになりました。今回、お世話になったのは調布市にある天台宗・虎狛山 日光院 祇園寺。2人とも座禅経験はないものの、彪我くんは「お正月とかお寺に行った時にお経は聞いたことがあります」、雅功くんは何と「保育園がお寺系だったので、毎週月曜日にお経を聞く時間があった」のだそう。どちらも「座禅やったことないから楽しみ!」という感じ。前向きです!
Photo:佐藤真一 Text:大庭利恵

〜座禅体験後のインタビューより〜

──裸足でお堂に入ることで気が引き締まる感じはあった?



雅功「ありました! お堂が少しひんやりしてるんで、ちゃんと自分の足で歩いてるなって気がしました」

──最初のほうで救急車が通ったのは気付いた?

雅功「それが、気付かなかったです」



彪我「けっこう最初のほうでした?」

住職「そうですね。最初のほうは、呼吸を数えることに集中してるので、わりと耳からの情報は入ってなかったかもしれないですね」

雅功「でも、編集Sさんの咳払いは分かりましたよ! けっこうびっくりしました(笑)」

彪我「僕も(笑)」

編集S「冷や汗出ました(笑)」

住職「でも、集中されてないと、その咳につられてしまったりすることもあるんです。あとは、意識すればするほどお腹が鳴ってしまったり。お2人は、そういうことはなかったですね」

──雅功くんは、止観作法の紙をものすごく近づけて見ていましたけど、それも集中しようとして?

雅功「いや、僕、普段から字を読む時、見入っちゃうんです。視界が紙で埋まっててほしいんで、すごく近づけちゃうんです」

彪我「僕は、普通に住職さんが読んでくれているのを目でゆっくりと追ってましたね」

──座禅中、雅功くんは、わりと体が揺れている気がしましたが、本当の修行だと少しでも動いたら叩かれるんですか?

住職「そうですね。あなた(雅功くん)は、軸がぶれて揺れている瞬間がありましたね。あなた(彪我くん)は、背筋を伸ばそうとして、逆に反り返ってしまっている感じがありました。修行でしたら、そこは叩くところですね。しかも、本当はもう少し強めです」

雅功「そうなんだ(笑)! 何か、集中してるのかどうか分かんないんですけど、途中で“包まれてる感じ”になったんですよね。そのせいで、自分の重心が分からなくなって、ふわーっと揺れちゃうんです。今、僕はどこにいるんだろう? って思った」

彪我「分かる! ほわーってなったよね。体がさ、ほわっていうか、えっと、ほーわってなった(笑)」

雅功「ほわーっしか言ってないし(笑)」

住職「呼吸がちゃんとできると体が温まる感じがするってことなのかもしれないですね」

彪我「正直言うと、僕2回ぐらい眠くなりました」

──さくらしめじは、ライブ前に2人で気合い入れみたいなのはやるんですか?

雅功「やりますよ」

彪我「2人で手を合わせて“えいっ”みたいな感じでやります」

雅功「それだけで気持ちが切り替わるっていうか、やっぱり気合いが入るんですよね」


※続きは月刊Songs2017年12月号をご覧ください。

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