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福岡発の最先端デジロックバンド・AZLiGHTZ(アズライズ)が、1st EP『Lost Eden』でいよいよ全国デビュー。中性的なCHIHIROの歌声と、テクニカルな演奏を存分に発揮した『Lost Eden』と『フリージア』は、TVアニメ『アニメガタリズ』の挿入歌としてオンエア中のナンバー。リリース前にして『Lost Eden』がUSENインディーズランキングで5位にランクインするなど何かと話題の彼らが、アニソン界とロック界に革命を起こす!
Text:池村季子
──まずはバンド結成の経緯から教えてください。

Naopu「もともと僕とギターのsanaは別のバンドで活動していたんですけど、アニメが好きで、とにかくアニソンを演りたいという一心で新しいバンドをやろうっていうことになって、ベースのアキと3人で結成したんです」

アキ「2人が新しくバンドを始める時期と、自分がもともといたバンドを離れる時期が重なったので誘ってもらって」

Naopu「そこからネットの掲示板でCHIHIROと出会って、しばらく4人で活動したあと、去年の夏くらいにコーキが加入して今の形になりました」

sana「試行錯誤ありましたけど、結果オーライですね(笑)」

──ボーカリストの募集の仕方は、アニソンが歌える女性ということだったんですか?

Naopu「アニメって限定すると幅が狭まっちゃうかなと思ったので、女性ボーカルでバンドをやりたい人っていう条件でずっと探していて。3人でバンドを始めて1年後ぐらいにやっとCHIHIROに決まりましたね」

CHIHIRO「当時、大学生で時間があったから、何かやりたいなぁと思って、もともと歌うことが好きだったから、じゃあバンドやってみようかなって。結構、軽い気持ちで掲示板を調べて辿り着いたという感じです」

──じゃあ、それまで歌の経験は?

CHIHIRO「なかったです。人前で歌うのも、このバンドが初めてです」

──でもカラオケに行くと、友達に“上手いね”って言われていたんじゃないですか?

CHIHIRO「言われてましたね~」

(一同爆笑)

──ですよね(笑)。そして最後にコーキさんが加入ということで。

Naopu「ギターがもう1人いたほうが、表現の幅が広がると思ったんですよ。それでSNSで募集したんですけど、彼からしか連絡がこなくて(笑)」

CHIHIRO「大量にメッセージがくるかなと思って、選ぶの大変やね、なんて話をしていたんですけど、1人しかこないから“あれ?”みたいな(笑)」

──それも運命的な出会いですよね。そんな5人が初めて音を合わせた時はいかがでした?

コーキ「みんなの演奏のレベルが高かったから驚きました。感動して、“おぉ!”みたいな」

Naopu「音が分厚くなったことで、よりロックっぽさが表現できて、これはいけるぞという感じでしたね」

CHIHIRO「sana1人では思いつかなかったようなギターのリフが出てきたりして、バリエーションが広がったなと思います」

sana「サウンド面のバリエーションが増えたので、これから作っていく曲の幅も広がるなと思いました」

アキ「コーキが入って、よりバンド・サウンドが前面に出せるようになったと思いますね」

──コーキさんが加入した時のお客さんの反応は、“イケメンきた!”みたいな?

CHIHIRO「なりましたね~。キャーキャー言われてました。それまでイケメン枠はリーダー(Naopu)だったんですけど、コーキが入ってからは、写真撮ってくださいって言われなくなったよね」

アキ「モブキャラになったね(笑)」

sana「僕はコーキがキャーキャー言われてるのを見て、怒りを覚えましたけど」

コーキ「マジか(笑)」

※続きは月刊Songs2017年12月号をご覧ください。

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