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2017年は初のコラボレーション・シングル『SOS! feat.Creepy Nuts』のリリース、10月には初の野外ワンマンライブを日比谷野外大音楽堂で開催するなど、充実した活動を続けているandropから2018年第1弾シングル『Joker』が到着! 映画『伊藤くん A to E』主題歌として制作された表題曲は、バンドサウンドとエレクトロを融合させたアレンジと共に“もがいて”“信じて”というエモーショナルなフレーズが響くアッパーチューン。この春に予定されているニュー・アルバムへの期待がさらに高まる『Joker』について、メンバー4人に聞いた。
Photo:竹中圭樹(D-CORD) Text:森 朋之

──初のコラボ・シングル、初の野音(日比谷野外大音楽堂)ワンマンライブなど、2017年は新しいトライが続きました。



内澤崇仁(以下、内澤)「そうですね。2016年に“image world”というレーベルを立ち上げたんですけど、その理由も“自分達自身がワクワクしたい。これまでandropの音楽を聴いてくれていた人達、これから出会うであろう人達に楽しさ、感動を届けたい”ということだったんです。その時から既に“新しいことを色々やっていこう”という気持ちはあったし、2017年は初めてのことにチャレンジするという意識がさらに高まっていたんですよね。それがコラボ・シングルや対バンツアー、野音のワンマンライブに繋がっていって。学園祭に出るのも、ビルボードのライブ(2017年12月にBillboard OSAKAと同TOKYOで行なわれた「androp Live at Billboard Live」)も初めてだったんですよ」

──得るものが多い1年だった、と。

内澤「そう思います。2017年からはユニバーサル ミュージックのZEN MUSICとタッグを組ませてもらったんですけど、インディーズで地盤を固めたことで“メジャーのフィールドで何ができるか?”ということもしっかり考えられたし、そこから『Prism』というシングルに繋がって。自分達にとって必要なことをメンバー4人で共有できたことも大きかったですね」

前田恭介(以下、前田)「2017年は“初めてのことだらけ”でしたね、ホントに。例えばビルボードのライブにしても、今までとは違うandropの一面を見てもらえたと思うし。ビルボードの時はアレンジをかなり変えたんですけど、技術的なところで“まだまだだな”と感じるところもあって。力量のなさにぶち当たったことで、音楽的な基礎をもっと伸ばしていきたいという気持ちもさらに強くなりました」

内澤「自分達は大変だったけど、お客さんは楽しんでくれたみたいで、それは良かったですけどね(笑)」

佐藤拓也(以下、佐藤)「2017年はデビューから8年目の年だったんですけど、その時期だからこそチャレンジできたこともたくさんあると思っていて。デビューからしばらくはワンマンライブと制作だけに絞って活動していたし、目の前のことに向かい合うのに精一杯だったんです。その後、色んな経験を重ねてきて、ようやく“新しいことをどんどんやってみたい”と思えるようになったんじゃないかなと。チャレンジは今後も続けていきたいですね」

──2017年10月に行なわれた初の日比谷野外大音楽堂のライブは、映像作品『one-man live 2017 at 日比谷野外大音楽堂』にもなっていて。

伊藤彬彦(以下、伊藤)「そうですね。当日は雨が降ったんですけど、雨音も入ってるし、レーザーで雨粒が光ってるところも映像の中にしっかり残っていて。雨が降ったことはもちろん予定外だったし(笑)、狙ってできることではないですけど、そのおかげで印象の強いライブになったと思います」


※続きは月刊Songs2018年2月号をご覧ください。

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