http://www.coalamode.net/
昨年10月にリリースしたシングル『大旋風』で疾走感やエモーショナルな一面を力強く打ち出したコアラモード.。テレビ東京系アニメーション『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』のエンディングテーマである最新シングル『花鳥風月』でも、新たなアプローチでリスナーからの反響を呼んでいる。そんな彼らが2ndアルバム『COALAMODE.2〜街風泥棒〜』をリリース。「命を削った」と口を揃えながらも、自信に満ちた2人の笑顔が印象的だった。
Text:山田邦子
──2ndアルバム『COALAMODE.2〜街風泥棒〜』が完成しましたが、率直に、今どんなお気持ちですか?

小幡康裕(以下、小幡)「ホッとしました(笑)。というのも、スケジュール的にかなりタイトだった上に、ずっとお世話になっていたディレクターさんが昨年異動になったので、ディレクションを全て自分達でやったんです。無事に完成するのか!? っていうスタートだったので」

あんにゅ「できた時は嬉しかったもんね(笑)。本編の13曲にボーナストラック、シングル(『花鳥風月』)の2曲。結構なボリュームを短い期間で作ってたんです。もう本当に、寝る間も惜しんでね」

小幡「ミュージシャンはみんな、寝る間を惜しんで作ってると思うけど(笑)。でもよく命を削ってとか、魂込めてとか言うじゃないですか」

あんにゅ「そんな大げさなって思うと思うんですけど、今回は本当に命削った気がする(笑)」

小幡「削りました(笑)。1stアルバム(2017年2月リリースの『COALAMODE.』)って、きっと皆さん“1枚目だな”って目線で聴いてくれると思うし、僕ら自身も名刺代わりをテーマに作っていたんですね。でも2ndアルバムとなるとより試されるなと思ったし、前作以上にびっくりしてもらえるものを作らなきゃいけないっていうプレッシャーが非常にあったんですよ。命も削ったけど(笑)、でき上がってみればちゃんと自分達でも納得のいくいいものが作れたなって思っています」

──コアラモード.の新たな魅力を爆発させた5thシングル『大旋風』(2017年10月リリース)という曲をシングルで発表できたのも、このアルバムを作る上での大きなエネルギーになっていたのでは?

あんにゅ「そうですね。すごくプラスに働きました。自分達で“コアラモード.ってこういうイメージだから、こういう楽曲の方向性で作るべきなんじゃないか”みたいなところがあったけど、あの曲をリリースできたことで、すごく自由になったんですよ。それこそヒップホップでもレゲエでも(笑)、コアラモード.が作ればコアラモード.なんだからって。そう思えるようになってから、曲作りにも新しい風が吹いたんですよね。だからすごくワクワクした気持ちで制作に臨めました」

※続きは月刊Songs2018年6月号をご覧ください。

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