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天性のポップセンスと彩り豊かな表情を持つ歌声が魅力のシンガー、杏沙子(あさこ)。インディーズ時代からYouTubeなどで驚異的な再生回数を叩き出してきた彼女が、ミニ・アルバム『花火の魔法』でいよいよメジャー・デビューを果たす。今回は曲作りや声の可能性など、興味深い話を聞かせてくれた。
Text:山田邦子
──ミニ・アルバム『花火の魔法』でメジャー・デビューされたわけですが、デビューは小さい頃からの夢だったんですか?

「はい。小さい時から当たり前のようにいつも歌ってたし、ちょこちょこ歌詞を書いたりもしていたけど、ステージに立ってみようとか、そういう一歩はなかなか踏み出せなかったんですね。曲を作って、いわゆる音楽活動を始めたのは大学2年生の冬。結構遅いほうなんですよね。2年くらいインディーズで活動してきたんですが、デビューはやはり背筋が伸びる思いです」

──インディーズで発表されている楽曲は、YouTubeの再生回数がどれもすごいことになっていますね。

「私が一番びっくりしました(笑)。自分の言葉で、自分で作ったメロディーで歌うことってこんなにもストレートなことで、こんなにもたくさんの人と繋がることができるんだって衝撃を受け、じゃあもっと書いてみようって思うようになりました」

──楽曲の振り幅だけではなく、杏沙子さんの声にも色んな表情がありますよね。色彩が豊かというか。

「いきものがかりさんや松田聖子さんなど、私が影響を受けてきたアーティストさんは曲ごとに声も表現も違うような、歌で色んな世界を見せてくれる方ばかりだったんです。だから私も、あえて全くタイプの違う曲を作って歌ってきました。歌詞の面では、松田聖子さんの曲を通して知った松本 隆さんの影響もあると思います」

※続きは月刊Songs2018年8月号をご覧ください。

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